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薬の選び方

備えあれば憂いなし!薬剤師が教える旅行時のお薬の選び方&持ち運び方

少しづつ暖かくなり、旅行や帰省、出張など、遠出の機会が増える季節。でも旅先で体調を崩してしまうことは、意外とありますよね。そこで今回は、旅行時に持っていくべきお薬の選び方や、携帯する際のコツを、お薬のスペシャリストである薬剤師さんに伺いました!

旅行時のお薬の選び方&持ち運び方

旅行時にお薬を持って行くべき理由とは?

出発前はワクワクしていて、体調を崩した時のことまでは考えにくいかもしれません。しかし旅行を思い切り楽しむためにこそ、お薬を準備しておきたいのです。

<旅行にお薬を持って行きたい理由>

  • 長時間の移動や慣れない環境で体が疲れやすく、普段よりも体調を崩しやすいから

  • 旅先では薬局やドラッグストアがすぐに見つからないことがあるから

普段あまりお薬を使わない方でも、旅行中は生活リズムが乱れたり、つい食べ過ぎてしまったりして、体調を崩しやすくなります。
また、いざ体調が悪くなってから薬局やドラッグストアを探すのは大変です。近くにあるとは限らず、欲しい時に営業時間外で購入できないかもしれません。特に、初めて訪れる旅行先や海外旅行では、普段から飲み慣れているお薬を持っていくのがおすすめです。

薬剤師が教える旅行時に持っていきたいお薬4選

では旅行時にどのようなお薬を持って行けばいいのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

①胃腸薬

旅行中は、ついつい食べ過ぎたり飲み過ぎたりしてしまいがちです。特に海外旅行では、食べ慣れない料理や水が原因で胃の不調を起こす人も少なくありません。
胃腸薬にはさまざまな種類がありますが、どのような症状が出るかわからないため、幅広い症状に対応できる総合胃腸薬を選ぶのがおすすめです。また、年齢を問わず使いやすいものとして、漢方薬も良い選択肢になりますよ。

  • 分包なので持ち運びやすい

    太田胃散<分包>

  • 錠剤で飲みやすい

    第一三共胃腸薬錠剤s

  • 2歳から服用できる

    ツムラ漢方六君子湯エキス顆粒

②酔い止め

乗り物酔いをしやすい方にとっては、必携のアイテムです。旅行に持って行くなら、水なしで飲めるタイプが便利です。また、ぶどう味などのフレーバー付きタイプのような子どもが服用しやすいものもありますよ。

  • 水なしで飲める

    パンシロントラベルSP

  • 酔ってからでも効きやすい

    トラベルミンR

  • 5歳から服用できる

    トラベルミンチュロップぶどう味

③解熱鎮痛剤

突発的な頭痛や発熱、生理痛など、万が一の時に備えておくと安心です。解熱鎮痛薬にはさまざまな種類がありますが、鎮痛効果を重視するなら「ロキソプロフェン」安全性を重視するなら「アセトアミノフェン」など、成分で選ぶのも一つの方法ですよ。

  • 鎮痛効果を重視したい

    ロキソニンS

  • 安全性を重視したい

    タイレノールA

尚、解熱鎮痛薬の中には、眠くなりやすいものもあります。運転をする予定がある場合は、市販薬のパッケージに記載されている「注意欄」を確認し、乗り物の運転に関する禁忌事項がないかチェックしましょう。

④下痢止め

長時間の移動や、旅先でトイレがすぐに見つからないことを考えると、お腹を下したときが心配...という方もいるかもしれません。そんなときに備えて、下痢止めを持っておくと安心です。旅行時に持ち運ぶなら、水なしで飲めるタイプがおすすめ小中学生でも服用できるものもありますよ。

  • 水なしで飲める

    ストッパ下痢止めEX

  • 小中学生でも使える

    小中学生用ストッパ下痢止めEX

慣れない環境の変化で、便秘になりやすい方もいます。1〜2日程度の旅行なら気にならないかもしれませんが、長期間の旅行には便秘薬を持参すると安心です。
特に旅行中はこまめに水分を摂取しにくく、便秘になりやすいと言われています。そんなときは、便秘薬の中でも「酸化マグネシウム」が配合されたものよい選択肢になります。酸化マグネシウムは腸内に水分を引き込む作用があるため、水分不足による便秘におすすめです。さらに、依存性が低く、長期間使用しても習慣性がつきにくいのも安心できるポイントです。

  • 酸化マグネシウム配合

    ビオフェルミン酸化マグネシウム便秘薬

  • 少量で持ち運びやすい

    コーラックMg

  • 5歳から服用できる

    酸化マグネシウムE便秘薬

お薬を携帯するときに気をつけたいポイント

お薬を持ち運ぶ際は、「衝撃」「熱」からお薬を守ることが大切です。以下の点を気をつけて持ち運びましょう!

<お薬を携帯するときに大切なこと>

  • 衝撃から守られている

  • 熱や湿度に影響されない

  • 遮光されている

ケース① 財布の中や、他の小物と一緒のポーチの中に入れない

お薬を財布の小銭入れや、他の小物と同じポーチに入れたりしていませんか?このようにお薬を持ち運ぶと、移動中の揺れで衝撃が加わり、お薬のシートやアルミ部分が破れる可能性があります。

ケース② スマホケースに入れない

いつでも飲めるようにと、スマホのケースにお薬を入れている方もいるかもしれません。しかし、スマホが熱を持った場合、その熱がお薬に伝わり、変質する可能性があります。スマホ以外でもモバイルバッテリーなど、熱を発するものの近くでお薬を保存しないようにしましょう。

旅行中の体調不良を見据えてお薬を適切に準備すれば、安心につながります。旅行を思いっきり楽しむためにも、しっかりと備えるようにしましょう。

 column 

   スイッチOTCって知っていますか?

スイッチOTCとは、もともと病院で処方されていた医療用医薬品を、薬局やドラッグストアで購入できるように「スイッチ」したお薬のことです。一定の使用実績により、安全性が確認された成分のみが、厚生労働省の許可を経て販売されています。

薬子さん

なんとなく市販薬は効き目が弱いイメージがあったけれど、もともと病院で処方されていたお薬と同じ成分のものが買えるなら安心かも...!

スイッチOTCのメリット

病院に行かずにお薬が手に入るので、通院や診察の手間や時間を減らせます。

処方箋が不要なので、自分のタイミングで購入可能。薬局やドラッグストアはもちろん、オンラインでも購入できます。

お薬代だけでなく診察料や調剤料などを含めると、市販薬の方が負担を抑えられる場合もあります。

些細なことでも構いません。
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